『泣いた赤鬼』

どうでもいいことなのですが・・・ にははははははは

ひろすけ童話ってご存じでしょうか?
一番有名なのは『泣いた赤鬼』だと思います。
他は『龍の目の涙』とかでしょうか。
何日目か忘れましたが、舞台上でこの話をネタに青鬼さんに語りかけたのですが・・・
「あの時のお礼を一度ちゃんと言わなきゃと思ってたのよ」
てな具合にです。
でも、今改めて考えると、いったい何人の方がわかってらっしゃたのだろう・・・? と、思うわけです。
『泣いた赤鬼』のお話を知らないとさっぱりだったはずです。
私はかなりメジャーなお話だと思っていたのですが、後から聞いてみると
「タイトルだけは聞いたことあるよ」
ぐらいの方がけっこう多かったのですね。

ざっとあらすじを書きますと・・・

山奥に住んでいた赤鬼は里の村人たちと仲良くしたかったのですね。
でも、村人は怖がって、なかなかうまくいきません。
そこに友人の青鬼がやってきて、
「僕が村で大暴れするから、君は僕をこらしめればいいよ」
と、言ってくれるわけです。
それはあまりに青鬼君に悪いと思っている赤鬼を青鬼は無理矢理に村に引っ張って行くのです。
で、一芝居打って、赤鬼は村人たちから信用されるようになり、仲良くなって楽しい日々を過ごすのですが、気がつくとあれ以来、青鬼はさっぱり訪ねて来てくれません。
心配になった赤鬼は青鬼の家を訪ねてみました。
しかし、青鬼はおらず、扉は閉め切ったままです。そこに貼り紙がしてありました。
「僕が君と仲良くしていたら、君まで悪い鬼だと思われます。だから僕は旅にでます。どこにいようと君のことを思っています。どこまでも君の友達、青鬼」
赤鬼はこの貼り紙を何度も何度も読みました。そして、たらたら涙をこぼして泣きました。

ま、こんな話です。
いや! あらすじ書くのって難しいですね!
なんか・・・ 話がぶち壊しのような・・・ にはははははははは。
あの・・・ いいお話なのです。今だったら、ヤラセとかいろいろ言われそうですが、子供の頃はけっこう感動しました。

でも、子供頃のこの絵本はもう持っていなかったのです。
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で、買っちゃいました。
改めて、読み直すと・・・ 泣けます。いいお話です・・・。
文章とか絵とかいいんですよね。
私はこのひろすけ童話を全巻もっていたのですが、今は『龍の目の涙』とこれと2冊しか売っていません。
全部を読み直したいです。
『ごろうくんとフクロウ』とか『こねずみちょろちょろ』とか『さらわれたお人形』、あと雷様が雷族になって雲の上で暴走する話とか・・・
ああ・・・ 懐かしい!!

機会があったら読んでみてください。


中日付近に観に来てくれた六角と座長。
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かつての本物の博打の鬼から厳しいご意見をいただきました。
六角、ありがとうーー!!