弘法、紙は選ぶ!

大晦日です。
しかし、ほんとうに寒い年の瀬です。
皆さま、どうぞ風邪など引き込みませぬよう。
フージャ退散!です。

昨日、オヤジの遠足メンバーでの忘年会がありました。
いつもしないのですが、今年はあま遠足ができなかったので、忘年会くらいとなったわけです。
全員そろわなかったのは残念でしたが、この時期、仕方ありませんね。
場所は『てけてけ』という居酒屋さんです。
ここのオリジナルの日本酒のラベルを、我等が書家、筆文字アーティストの小林覚さんが担当したのですね。
その『昇り調子』を味わってみようということになったわけです。
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一番左の方はこの日本酒のプロデュースにも関わったお店の方です。

ここで、小林さんにこの『昇り調子』を書くにあたって一番こだわったところを聞いてみたのです。
もちろん、文字そのものもそうなのですが、何より紙にこだわったそうです。
いつもほんとうに紙にはこだわるそうです。
書は紙で決まると言っても過言ではないそうです。

話を聞いてて一番びっくりしたのがですね・・・ 
なんと、小林さんご愛用の筆はたった800円! だそうです。
「弘法筆を選ばず」ってやつですね。
でも、弘法は紙を選ぶわけですよ。
全然、私はわかっていないのですが、書の世界もほんとうに奥が深いです。

あ、硯、すずりは一つこだわった物を持ってらっしゃるそうです。

で、あれです、『昇り調子』のお味のほうですが・・・
ごめんなさい、私は酒の味は全く解しません。
みんなは「絶品!」と言っておりました。
でも、ここ、ほんとうに、お料理が・・・ 料理が絶品でした!
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数の数の鳥料理がほんとに美味でした。


あの・・・ 年の瀬、お忙しくされれてた方はほんとうにごめんなさい。
私は今年は例年に無くたくさんの忘年会に出席できて、いろいろご馳走になりました。
お誘い、ありがとうございました。
ちょっとか幸せな年末でした。


でも、寒い冬の夜はこういうのも最高だったりします。
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それでは皆さま、よいお正月をお迎えください。